ハタラクジブン
『自分が会社の駒だと思わされることが多すぎる』
こういった話をよく聞きます。
という切り口で始めようと思いましたが、やめます。私自身がそう思うことが多すぎるのが本音です。
私たちは働く上で、よく『週2日休みで、8時間勤務が理想』と友人同士で話したりします。
ここで労働基準法を参照したいのですが、使用者は、原則として1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけないという決まりがこちらに定められており、私たちが語っていた理想は、働く上では"上限"なのです。
毎日毎日本当に偉いと思います。
毎朝、憂鬱な気持ちを持ちつつも、自分を奮い立たせて"今日も1日頑張ろう"と言い聞かせることはありませんか。
私は最近、こう自分に言い聞かせていることに違和感を抱くようになりました。
頑張ろうとする気持ちに関してではなく、私という人間だから必要とされていると感じないのに、どうして自分自身を奮い立たせてまでその環境で働くのか。
自分が自分らしく働ける仕事をしている人もたくさんいます。もしくはその場所を自分の手で切り拓いて創り上げている人もいる。私もいつか自分らしく働ける場所に出会えるのかな。
新たな挑戦にはリスクを伴います。
リスクを飛び越えてでも動き出したいと思えるか。恐怖に打ち勝てるか。私は勝ちたい。
常にアンテナを張って、情報を取りに行く。これだけでも前に進んでいると思います。
今の日本において、多少の悩みやストレスを抱えて、働いている人が過半数以上を占めると思います。そして、その環境において自分の必要性をあまり感じていない人に私は伝えたい。
働く環境における自分が、全てではないです。
趣味に没頭している自分、大切な人と一緒に過ごす自分、美味しいものを食べている自分、全部自分。そのうちの一つに、働く自分がいるだけ。
1日のうち、"働いている自分"は多くの割合を占めます。だからこそ、働く自分に執着しすぎてしまうような気がします。
私は仕事で失敗すると、家に帰ってきてからも引きずって深く落ち込むタイプですが、それは【仕事をする自分】の失敗のはずなのに、【全自分】を責めてしまうからでした。
冒頭で、"自分は会社の駒のように感じる"と話しましたが、1日のうち労働に占める時間が多い以上、そう感じることは仕方がない気もするし、私を含め、割り切ることが苦手な人は、働く以外の時間の自分に自信がなくなるのも無理ないのではと思います。
今回は淡々と文字にしているので、上手く私の心理が伝わっていないかもしれませんが、客観的に自分を見て感じたことを記録しているに過ぎません。自分に絶望しているわけでは全くありません(笑)
何が言いたいかというと、それでも多くの時間を労働にあてる貴方は本当に偉いということ。偉いというと上から目線のようになってしまいますが、自分で自分を褒めてあげてほしいという意です。
- 朝憂鬱でも、ちゃんと支度して職場に向かう。
- 気持ちが前に向かない、今日はお休みを貰う。
どちらの選択をしても自分を褒めてあげてほしい。
休むことは悪いことではないです。
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私がこう思うきっかけがありました。
先月の半ばのことです。私は働く上での自分の在り方に悩みを抱くようになっていました。それでも毎日のタスクをこなし、日々を過ごしていました。
ある朝、目が覚めて起き上がろうとした時、起き上がれませんでした。視界が回っていて、身体を起こすのもやっとの状態。携帯の操作はおろか、目を開けると回る視界のせいで吐き気がしました。
当然、職場に連絡を入れ、休みをもらいました。
その日の夜、私に連絡が来ました。
"他の従業員も体調を壊していて、シフトが大変だ"
全力の いやいや知らんし。(笑)
これをきっかけに、私は私自身が必要とされているわけではないと感じるようになりました。だからといって、仕事に関して手を抜くようなことはしません。あくまでやるべきことはしっかりこなします。(本当はもう少し肩の力を抜きたいくらい(笑))
働く自分をどのように見るかは、自分次第です。
私は今の自分を変えたいから、前に進もうと思います。今の私のように、働く自分に多少ネガティブな感情を抱いている人は、まず自分を褒めるボーダーラインを下げること。例えば私のボーダラインは、朝起きて支度をするです。仕事に向かう準備をする時点で、自分に💮おっきなはなまる💮をあげる気持ちでいます。
多くの人は自分のネガティブな部分をわざわざSNSに載せたりしないのかなって思って、私はあえてここに記録しようと思います。
ここまで読んでくれた人は自分にはなまるをあげてください💮ほんっとに軽率にはなまるあげちゃってください💮
貴方は1人じゃないです。
はなまるでいっぱいの自分になろう💮