好きを全開に

 

【好きなものを好きだと言えない世の中】

これが好き!と表現することに抵抗がある人は多いと思います。

なんとなく恥ずかしい、好きなものを表現した時に周りの目線が気になる、いくつか理由は考えられます。

 

小さい頃の話になりますが、私と同世代の人は仮◯ライダーやプ◯キュアを見ていませんでしたか?🦸

当時私は、プ◯キュアよりも仮◯ライダーが大好きで映画に連れて行ってもらうほどでした。でも"女の子だから"なんとなく周りには好きとは言えず、そのまま幼少期を過ごしました。

 

あとはランドセル。

昔から男の子は、女の子はが主流でした。

私が小学校に入学する時、女の子のランドセルの色は赤以外の選択肢はなくて。選択肢がなかったというか、他の色を選ぶ概念がなかったというか。だから微妙に違う赤の中から、お気に入りのランドセル、サイドに可愛いキャラクターがポイントで入っていたものを選んだ記憶があります。

でもほんとはオレンジが好きでオレンジのランドセルが良かったな〜と今考えると思います。

 

今の小学生は水色だったりピンクだったりカラフルなランドセルが増えてて、純粋に好きな色のランドセルを選べたことを羨ましく思います。

 

好きなものを好きと言えずに、なんとなく抑圧されて育った世代である私は、25歳になってやっと、もう少し好きなことに真っ直ぐぶつかって良かったんじゃないかと気付きました。

 

例えば好きなことを仕事にしようとする時。

好きだけど自分には向いてないんじゃないかとか、好きなことは仕事ではなく趣味に留めておくべきとか、失敗したらどうしようとか、自分の中で何かしらの理由をつけて挑戦することを諦めた経験がある人はいないですか。

私はまさにこのタイプで、好きなことで失敗して嫌いになりたくないと思って、これまで向き合うことを避けて来ました。たとえ一回失敗としても、次は成功したかもしれないのに。

 

あとは、好きなことを好きだと発信する時。

先ほどのランドセルの話になりますが、女の子はみんな、という固定概念を外れた時に周りにどう思われるか、仲間外れにされないか。

好きなものを好きと言った時、バカにされないか。当時は周りの目を気にしていました。

 

でも【好き】という感情が生まれたとき、そこには"自分"と好きな"対象"しかないはずで、周りは一切関係ない。【好き】は周りを気にして抑圧されるべき感情ではないと気付きました。

【好き】は恥ずかしいものでもなんでもない。

好きなものがあるって幸せなこと、誰にも人の【好き】を否定する資格はないのです。

 

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私はこのブログを始めるにあたって、最初は自分の頭の中を文字として残しておくことに重きを置いていました。

次第に、興味を持ってくれる人もいるのかなって、自分のinstagramを通して発信してみました。初めは身近な人に、自分の文章を読まれることに多少抵抗があったし、なんとなく恥ずかしい気持ちもありましたが、今となっては毎度感想をくれる人もいて、こうして形にしていて良かったなと思います。

 

また、私のようなHSPの人は、1日中いろんなことが路線図のように絡み合って頭の中を駆け巡ったり、いろんな音が聞こえたり、感覚による刺激が人一倍多いです。

だからその時考えてたことが、まるで特急列車に乗って過ぎ去って行ってしまうかのように、あっという間に忘れてしまいます。忘れたとしても思い出せるように、私はこうして記録しています。あとは何よりも書くことが好き。好きなことをしている自分を発信して、誰かに届いて何かしらのリアクションを貰えたなら、それ以上に幸せなことはないです。

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昔の日本には、【男は外で働いて、女は家を守る】みたいな男女による固定概念が存在してて、だんだん薄れてきてはいるものの、そういうものの名残で、自分を表現しづらいのかなとも思います。

なんかもっと純粋に、何も考えずに各々の好きなことを発信できる世の中になったらいいな😀

 

私はこれから、好きを全開にして生きようと思いました✌️

 

好きなもんは好き!以上!解散!